Artec 3Dは、ウクライナでの戦争犯罪の調査支援をするためにキエフにコンピューターを寄付します

現在進行中であるロシアの侵略中にウクライナを支援する取り組みの一環として、業界を牽引する3Dスキャン会社のArtec 3Dは、法医学専門キエフ科学研究所（Kyiv Scientific Research Institute of Forensic Expertise）、およびKNDISEコンピューターセンターとして知られる施設を設立するために、コンピューターやモニター、システムユニットなどの必須となる機器を寄付しました。以前ルクセンブルク国防省から送られたArtec 3Dスキャナに加え、この強力なハードウェアの数々は、研究所内のさまざまな基礎研究のニーズに対応できるだけでなく、ウクライナ領土での戦争犯罪の記録と調査にも役立ちます。

このハードウェアは、法医学官の作業を容易化するだけでなく、爆発物の専門家や自動車技術者、建設技術者をはじめ、犯罪捜査中に専門知識や支援が求められる可能性のあるその他の専門家によって利用されます。専門家のチーム全体が作業に必要なすべてを備えた今、ウクライナでの法医学捜査は新しいレベルに突入します。

「このような強力なサポートは、主にロシアがウクライナ領土で犯した戦争犯罪に関連する捜査を実施する上で、KNDISEの法医学専門家らの作業を大幅にスピードアップし、改善するでしょう」と、法医学専門キエフ科学研究所の副所長であるナタリア・ネストル（Natalia Nestor）氏は述べました。

3Dスキャナは、KNDISEの専門家らが、戦争犯罪の潜在的な証拠や侵略などによる悲惨な成り行きを、痕跡が汚染または損傷されたり、失われてしまう前に捉えるのに役立っています。 Artec 3Dが提供したコンピューターなどの機器は、データ処理を始めとするさらなる分析を含む、はるかに広範囲な作業を合理化させます。

Artec 3DのCEOであるアート・ユーヒン（Art Yukhin）氏は、次のように述べました。「戦争犯罪の法医学的記録は、国際的な訴訟を起こす上で重要な役割を果たし、それは侵略者を裁判にかけるために不可欠なものです」「Artec 3Dは、ウクライナの法執行機関と司法制度の証拠収集に貢献できることを誇りに思います」