3Dスキャンソルーション

Artec 3D社のウクライナへの支援内容

Artec 3D、レーザースキャナのArtec Ray IIをリリース

Artec Ray II

2023年6月21日、ルクセンブルク– 3Dスキャン技術において世界規模でリーダー的存在であるArtec 3Dは、前例のない速度と精度で大型オブジェクトや空間をデジタル化するために設計された、高精度の3D LiDARスキャナであるArtec Ray IIを本日発表しました。この画期的なスキャナは、Hexagonの傘下にあるLeica Geosystemsと協力し、業界をリードする両社のノウハウとイノベーションを組み合わせて開発されました。1.7 分でドーム全体をキャプチャすることができ、10mで1.9mmという3D精度を提供するArtec Ray IIは、大規模なオブジェクトやシーンのデジタルツインを作成するのに理想的なスキャナです。

Artec Ray II

Artec Ray IIからのデータは、Artec Studioソフトウェアを介して(ワイヤレスで直感的なハンドヘルド型のArtec Leoなどの)他のArtec 3Dスキャナからのデータとシームレスに組み合わせることができ、大型オブジェクトの特定的な部分の詳細なスキャンを提供できるため、非常に包括的な3Dモデルを提供できます。

Artec Ray II

唯一無二のバリュープロポジションを提供するRay II とArtec Leoのコンビネーションは、オブジェクトのデジタルツインを作成するのに最適です。今回のArtec Ray IIは、風力タービン、船舶のプロペラ、飛行機、橋、そして工場の床に至るまでの様々なオブジェクトや、複雑な法科学現場や考古学現場までを3Dスキャンすることができます。3Dデータのキャプチャを次のレベルに引き上げ、18インチ (0.87 mm @10m) の角度精度と 1.0 mm + 10 ppm の距離精度を備えたメトロロジーグレードの精度を提供します。

Artec Ray II

「Artec 3Dは、3Dスキャンソリューションを継続的に革新し、拡張することに全力を注いでいます。Artec Ray IIの開発におけるLeica Geosystemsとの協力は、この取り組みを体現しています」とArtec 3Dの社長兼最高経営責任者(CEO)のArt Yukhin(アート・ユーヒン)氏は述べました。

「現在私達は、高速キャプチャが可能な2台のワイヤレススキャナ (長距離用とハンドヘルド用) のユニークな組み合わせを提供できるようになりました。これにより、検査やリバース エンジニアリング、法科学、そして本物そっくりのデジタルツインの作成に必要な高精度データを迅速に取得できる可能性が高まります」

Artec Ray II

Artec Ray IIは、その驚異的なスキャン速度に加え、ユーザーのスキャン体験を向上させ、スキャン結果の品質を向上させるために設計された機能の数々を誇っています。このスキャナには、自動でターゲットが不要な被写体の位置合わせ機能や、リアルタイムでのスキャンの位置合わせ機能、そして可動オブジェクトを自動削除するダブルスキャン機能が搭載されています。Artec Ray IIは、タッチスクリーンとモバイルデバイスのインターフェイス、そして雨や塵から保護する規格(IP54)を備えた頑丈でユーザーフレンドリーなソリューションであり、屋内外で使用可能です。

スキャンセッションが中断されないよう、Artec Ray IIにはバッテリー4 個と充電器が付属されています。このスキャナは一度に2つのバッテリーで動作し、電源を切ることなく他の2つのバッテリーとホットスワップすることが可能です。

Artec Ray IIの詳細については、以下のサイトをご覧ください。 https://www.artec3d.com/ja/portable-3d-scanners/laser-ray-II

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