3Dスキャンソルーション

Artec 3D社のウクライナへの支援内容

3DEXPERIENCE World 2021にて、3DスキャンとCADの相互作用を促進させる

| Online (オンライン)

イベント内容:3DEXPERIENCE World
イベント会場:オンライン
日時:2月8日(月)から2月11日(木)

2020年に起こった良い出来事の1つに、 HDモードのリリースが挙げられます。それは、現在業界をリードする3DスキャナであるArtec EvaとArtec Leoに、さらに大きな価値をもたらしました。2021年に初めて開催される主要な技術博覧会の1つである3DEXPERIENCE Worldにて、これらのハンドヘルドスキャナは構造化光の力を発揮する予定です。こちらのイベントは、2月8日(月)から2月11日(木)まで行われます。

3DEXPERIENCE Worldは、1999年に発足して以来、毎年恒例となり確立されたSOLIDWORKS Worldからバトンを受け取ったイベントです。このイベントでは、航空宇宙やエネルギー、テレコムから小売、建設、そして雑貨の業界で、SOLIDWORKSというCADソフトウェアを最大限に活用するすべての人々を集結させます。こちらのイベントにお越し下されば、SOLIDWORKSのエコシステムを通してSOLIDWORKS 2022がどんなものか視察することもできますし、企業の幹部の方々や専門家達と出会い、講義形式のブレイクアウトセッションやパネルディスカッション、または円卓会議を介してアプリケーション関連の問題を解決する方法を学ぶことも可能です。

ほとんどすべてのCADユーザーにとって、 信頼性が高く、正確で高速な3Dスキャナ は彼らの日常で欠かせないツールでしょうから、Artecチームもこちらのイベントに参加する予定です。CADユーザーが求めるそのようなスキャナは、まさにArtec製品のことだからです。前述のEvaとLeoは、重機や乗り物、そして複雑な産業部品を最高の精度で、しかも最小限の時間内にキャプチャするには完璧なソリューションです。HDモードが導入されたおかげで解像度は以前の2倍以上になり、0.2mmに達しました。また、黒くて光沢のある表面のキャプチャは劇的に改善されました。さらに、ノイズのレベルも今はごくわずかになりました。これによって、スキャンは驚異的に鮮明になり、ディテールを豊富に含み、かつてないほど現物に、忠実になることができたのです。おまけに、EvaやLeoで大型オブジェクトをスキャンする際でさえ、その表面に数十~数百のターゲットを貼る必要はありません。また、スキャン完了後にそのターゲットを取り除くのに数分から数時間も無駄にする必要もないのです!

Artec3Dスキャナのラインナップ。左から:Space Spider, Micro, Leo, Ray, Eva

もし小型の工業用部品をメトロロジー・グレードでキャプチャするために、高速スキャナをお探しならば、是非Artec Space Spiderをご検討ください。最大0.1mmの解像度と、最大0.05mmの精度により、並外れた品質のスキャンが保証されます。ネジの細かいコーススレッドから、いかなる物体上にある非常に細かい隙間、極小の歯車についているほんのわずかな歯、そして糸ノコ刃まですべてもれなく、非常にシャープなカラー3Dで再構築されます。

時計のケースやその部品、ジュエリー類、または歯科用器具の3Dモデルの作成といった、さらに複雑な作業用には、最大0.01 mmのポイント精度と最大0.029 mmの解像度、そして完全に自動化されたスキャンのワークフローを提供する、デスクトップ型のMicroにお任せください。Microの回転プラットフォームにオブジェクトを配置し、Artec Studioソフトウェアのスタートボタンをクリックすると、このスキャナはオブジェクトのデジタル化を始め、必要なデータ全てを収集するための最適なスキャンパスを計算します。このスキャナを使い始めるにあたって、3Dスキャナの経験は本当に一切必要ありません。スキャンを自動化させることで、途中で余分なフレームを生成することなくオブジェクトの表面を完全にキャプチャすることができるのです。このおかげで、データ処理が合理化そして高速化され、ユーザーの貴重な時間の節約に繋がります。

しかし、部屋全体や建物のファサード(正面部分)全て、または航空機の胴体全部を3Dスキャンする必要がある場合はどうでしょうか?そんな非常に大規模なプロジェクトにも、ソリューションはあります。その名も、Artec Rayです。それは、360°×270°の撮影範囲を持つ、三脚に取り付けられた半球型のレーザースキャナのことです。ユーザーがArtec Rayを選択する理由には、サブミリ単位の距離精度や、非常にクリーンなデータ、そして最高級の角度精度を得るため、または最大110 m離れたオブジェクトを屋内外でスキャンする際に確実なパフォーマンスを得るためといったことが挙げられます。

すべてのArtec 3Dスキャナは、CADシステムと統合するArtec独自のソフトウェアを搭載しています。Artec Studioから3DモデルをSOLIDWORKSにエクスポートし、特定のアプリケーション用にそれを変更または検査することができます。2020年5月にリリースされたバージョン15以降、Artec Studioの機能が拡張され、基本的なCAD操作が含まれるようになりました。例えば、グローバル座標系での3Dモデルの正確な位置合わせや、幾何形状(平面、円錐、球体、円柱)のフィッティングなどです。現在Artec Studioで、ユーザーはCADオブジェクトに対する機械部品の偏差を直接見つけて、測定できるようになりました。これは、主に品質管理でとても重要な機能です。Artec Studioの最新バージョンには、他にも便利なツールが多数搭載されています。例えば、選択したスキャングループ全体に変更を伝達させることで時間節約ができるようになったオプションや、強化されたテクスチャ再現のアルゴリズム、そしてプロジェクトの読み込みの高速化などです。

Artec 3Dのスキャン技術があなたの業界にもたらす広大なチャンスを最大限活用する方法についてもっと詳しく学びたい方や、お使いの画面でスキャナの実演をご覧になりたい方、またはArtecスキャンのプロ達に聞いてみたい具体的な質問がある方は、チケットを予約して 3DEXPERIENCE Worldに是非ご参加ください。

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