小さなオブジェクトをキャプチャする際には、正確さや極めて細かいディテールの収集は通常よりも重要となります。Artec Microでは、最高で十ミクロンの、肉眼では見えない大きさの精度でオブジェクトをキャプチャすることが可能です。

Artec Microの自動化された二軸回転システムでは、最適化された一つのプロセスのみでオブジェクト全体をキャプチャすることができます。オブジェクトを設置してクリックすれば、スマートスキャニングモードが開始されます。

異なる3Dスキャナによるスキャンデータを組み合わせ、当社のスキャナ機器それぞれの性能を同時に活用しましょう。スキャンデータの詳細な部分の収集には高解像度のスキャナを使用し、より広い視野を持つ別のスキャナによってオブジェクトや場面の残りの部分をキャプチャすることも可能です。

ワールド座標系において3D モデルを正確に設置したり、ジオメトリデータを抽出したり、SOLIDWORKSやGeomagic Design Xやその他のCADソフトウェアにエクスポートできるCAD幾何形状をフィットさせることも可能です。

Design XやSOLIDWORKSとの強固な統合により、プリミティブ形状やフリーフォームサーフェス、断面をArtec Studioから直接エクスポートし、メッシュにフィットさせることができます。

和集合や減法、共通部分ブール演算をプリミティブ形状やその他の3Dモデルに使用して、メッシュの形を簡単に整えることができます。複雑な鋳型の作成、現存するメッシュを設計の目的に適合させるための修正や、その他様々な作業が可能となります。

メッシュから断面を作成し、コンピューター内に保存したり、プラグインの必要のないネイティブインテグレーションを使用することにより、他のCADソフトウェアへ直接エクスポートしたりすることも可能です。

Control Xの稼働中でも、検査を行いたいオブジェクトを選択するだけで、自動的に必要なQI報告書が作成されます。位置合わせのために3Dデータを直接Control Xへエクスポートし、偏差を表示したり、更なる検査過程を実行することも可能です。