この複合弓の3Dモデルを見れば、複製するオブジェクトになぜ「複合」という言葉が付いてくるのかが理解できるでしょう。
ある伝説によると、この発明をした2人の発明家達は最初にナントカという名前をこのオブジェクトに付けましたが、そのうちの一人がその名前を言おうとした際に思わず噛んでしまったせいで、誤って悪魔を召喚してしまったので、それ以来より安全で、もっと一般的な呼び名にしようということになったそうです。
実はこの3Dモデルは、3Dスキャンハードウェアのコストを節約する方法を示すためにここにあります。
お手頃価格のArtec Evaが、これらのカーブのあって細々とした板の部分や、ウエハース並みに薄い接続部分の一式、小さな開口部がある2つのカム、そしてもちろん、その間にある弓の弦まできちんとキャプチャできるとはきっと思わないでしょう。それらは確かに薄いと定義されますからね。
そのように決めつけるのは、Artec Studio15にAI搭載のHDモードが登場した2020年10月の日までは仕方がありませんでした。
しかしHDモードを導入したその瞬間から、2012年に初めて発表されたこの白色光ハンドヘルドスキャナの解像度は、最大化されたのです。
これはEvaユーザーにとってどういう意味でしょう?
Evaは、これまでよりもはるかに広範囲のオブジェクトを効果的にキャプチャできるようになりました。
この弓にふんだんに施された細部のディテールなどは、Evaを使用することで今までに見てきたようなレベルのギャップやノイズなしで、高解像度で再構築ができます。
要するに、お手頃価格でターボチャージャー付きのスキャナであるEvaを使用すれば、真に複合的なオブジェクトをデジタル化できるということです。
そして、同じようなスペックを持ち、相応の結果をもたらす他社のスキャナと比較すれば、Evaがはるかにお買い得であることがわかるはずです。
すでにEvaをお使いですか?
素晴らしいニュースは、HDでスキャンをするために新しいハードウェアをわざわざ購入しなくてもよいことです。
随分昔の2012年にEvaを購入した場合でも、これらの鮮明な高解像度3Dモデルを入手するために必要なのは、Artec Studio15のみです。
そして、まだEvaのユーザーではないけれど、コストを抑えつつEva並みの質の結果を達成したいのであれば、何をすべきかもうご存じですね。
この複合弓の3Dモデルは、Artec3DのアンバサダーであるGoMeasure3Dのポール・モットレー(Paul Motley)氏の提供によるものです。
ライセンス
クリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 ライセンスの下、アトリビューション(出典がArtec 3Dであることの明記)と弊社のウェブサイトのリンクを表示していただくだけで、この3Dモデルを無料でご利用いただけます。
複合弓 出典 Artec 3D