このエンジンの3Dモデルは、3Dスキャナにとって非常にスキャン作業を難航させるようなものに見えます。このモデルには複雑なパーツや、凸凹のあるパーツ、光沢のある表面、沢山の薄い骨組み、シャープなエッジ、そしてスキャナがきっと届かない領域が沢山あるからです。しかし、新しくなったArtec Leoにとってならば、話は別です。このさらに強力となり、精度も保証され、他に比類を見ないワイヤレス3Dスキャナは、わずか20分で作業を完了することができました。オンボードのパワフルなプロセッサと5.5インチのHD内蔵ディスプレイのおかげで、ここでご覧いただけるように様々なサイズや複雑性のオブジェクトをすばやく簡単にキャプチャすることが完全に可能となりました。
このエンジンの隅々までをご覧になれば、このオブジェクトの要素は一体どうしたらこんなに完璧にレンダリングされたのだろうかと不思議にお思いになるかもしれません。この成功は、Leoがサーフェスの品質をスマートに察知できるおかげで可能となりました。Leoは、より注意を払う必要があるかもしれない部分や、追加のキャプチャが必要になるかもしれない領域を強調することができるのです。このモデルでは、最もスキャナが届きにくい領域も適切にキャプチャされ、バルブやクランクシャフト、シリンダー、さらには穴も全てきちんと含まれています。HD再構築には45分かかり、ノイズはすべて除去され、このスキャンはここでご覧いただけるような高解像度の仕上がりになりました。Artec Studioで140分間、直感的に処理を行った後、完全に正確な3Dモデルは出来上がりました。
是非このモデルを間近でチェックして、キャプチャのクオリティをご確認ください。このレベルのクオリティは、リバースエンジニアリングや品質検査、工業デザインなどのあらゆるアプリケーションで複雑なパーツを3Dスキャンする際に必須となるものです。また、このモデルを回転させて、さまざまな角度からすべてのセクションの細部やアクセサリもチェックしてみて下さい。
ライセンス
クリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 ライセンスの下、アトリビューション(出典がArtec 3Dであることの明記)と弊社のウェブサイトのリンクを表示していただくだけで、この3Dモデルを無料でご利用いただけます。
車のエンジン 出典 Artec 3D